ジャンタスです。映画を観ました。
以前に予告を見たことがあったものの、見る機会がなかった映画を観てみました。
アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング (吹替版)
↑Amazon prime videoへリンク。字幕版もあります。
あらすじ：
ぽっちゃりして自分の容姿に自信のない主人公・レネー。ダイエットを決意しジムに通い始めるが、エクササイズ中に転倒し気を失ってしまう。そして目が覚めると、スーパーモデル並の絶世の美女に変身していた！大喜びのレネーだが、それは頭を強打したことによる思い込みだった。しかし、自分が美しいと思うようになったことでレネーは超絶ポジティブになり、仕事も恋愛も絶好調になるが……。（公式サイトより引用・要約）
以下、ネタバレありの感想です。未視聴の方はご注意ください。
ひとことポイント
元気になれる。女性におすすめ
共感性羞恥はちょっとある（笑）
胸糞はないハッピーエンド
ネタバレあり感想
体形が自分に似ていることもあり、予告を見て気になっていたこの映画。
見始めてからも、序盤のネガティブフェーズが自分のようでちょっとムズムズしました。（笑）
でも堂々とミニスカートを履くんだな～と。ちょっとびっくり。
日本だと隠す方向にいきそうですが、お国柄の違いですかね。
顔も普通にかわいいし、そんなにコンプレックスを持つほどかな？という気もしましたが、それは少女漫画でもあるので、言うだけ野暮かもしれません。
自分が絶世の美人に見えるようになってからのレネーの変化がすごいですね。
自分が美しいということでこんなに自信が持てるものなのか。
コンプレックスの裏返しなのかな？
絶世の美女、なってみたい気持ちはわかる…
自信を持って行動すると仕事でも認められだすのも面白かったですね。
まっとうに良い意見を言って認められることもあれば、言ってることがおかしくて相手は戸惑うことも。
でもレネーは自信満々だから全く引かない。
結果、なんとなく相手も気持ちがほぐされてレネーを認めてしまう。
その無理やりさが面白くて、なんとなくアンジャッシュのコントみたいです。（笑）
ちょっと気になったのは、脳内ではスリム美人でも、服は細い服が入るわけじゃないんですよね。
手持ちの服を着るにも新しい服を買うにもサイズが合わないことになりそうだけど……？
そこは深くつっこんでもしかたないかな？
中盤、レネーが調子に乗るフェーズに入ってからは見ているのがつらかったですね。
受付の仕事で、年配の地味な女性よりも美人のお客を優先したりして。
自分もそういう扱いを受けて嫌だったはずなのにね。
友達との合コン（？）でも「セクシーに見せなきゃ」なんて余計なことばっかりして顰蹙を買ったり。
自信が過剰になるのも考えものだなと思わせられます。
グラントの誘いには紙一重で乗らなくてよかったね…。（笑）
さすがにここで浮気までしちゃうと、ハッピーエンドでも後味が悪いので。
後半また頭をぶつけて元の自分が見えるようになるんですが、もともとの自分のはずなのに「もう終わりだ」ってくらい落ち込んじゃうんですね。
美女との落差が大きいにしても、そこまで嫌だったのか、ってすこしびっくりもしました。
体形だけなら、そこまで嫌なら自分で痩せることはできそうではあるんだけどな。
私もそうなんだけど、病気など以外での肥満ってやっぱり怠惰が原因だからね…。
でもジムに登録したりはしてたし、痩せようとは思ってたんだろうな。
自分で言ってて耳が痛い
最後は会社の発表会も成功し、友達と仲直りし、彼氏との仲も戻ってハッピーエンド。
都合がいいといえばいいですが、ほろ苦いエンドより個人的に好きですね。
登場人物たちに悪人がいないのも気持ちよく観られました。
このあとレネーがどういう生活をおくっていくのかも見てみたいな。
ひとつ気になるのは、レネーが見ていた絶世の美女は最後まで映像で出てこなかったところ。
どんなに美女だったのか、見てみたい気もします。
でも想像の中のほうが最も美しい姿が描けるのかな…？
悩ましいところですね。
面白かったです！
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